炭化水素からグリーン分子へ: AWSを活用したCepsaの変革 #AWSreInvent #ENU309

炭化水素からグリーン分子へ: AWSを活用したCepsaの変革 #AWSreInvent #ENU309

re:Invent2023のセッション「From hydrocarbons to green molecules: Cepsa’s transformation using AWS」についてのレポートです。
Clock Icon2023.12.14

AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。

今日は「From hydrocarbons to green molecules: Cepsa’s transformation using AWS」というタイトルのセッションについてレポートします。

公式セッション紹介(日本語訳)

Cepsaは、エネルギー転換と持続可能なモビリティに取り組む国際的な総合エネルギー企業です。同社は2014年にAWSの旅を始め、データウェアハウスの移行と近代化、SAPフットプリント全体のAWSへの移行、Amazon SageMakerを使用した高度なAI/MLユースケースの実装を行いました。このセッションでは、炭化水素のリーダーからエネルギー移行と持続可能性のリーダーへの移行を支援し、EUにおけるH2とその派生製品のパイオニアとなったCepsaの脱炭素化の旅について学びます。

オンデマンド動画

概要/オススメポイント

スペインに本社を置くエネルギー関連企業CEPSAの事例です。

CESPA社はサステナビリティの取り組みを積極的に行っており、第三者機関による高いESG評価を得ています。

そして、さらに高い目標を目指してサステナビリティ活動を継続しています。

AWSの活用は2018年に始まり、現在では幅広く活用しています。特に4本の柱(基板・マイグレーション・データ戦略・AI/ML)に戦略的に投資しています。たとえば、開発プラットフォームを整備することで、高いクオリティ・セキュリティを維持した状態でデリバリの期間を3ヶ月短縮する効果が出ています。

SAP HANAもAWSにマイグレーションしました。AWSを活用することで、他リージョンを利用したDR構成を実現することが出来ました。

データレイクをベースとしたデータ活用も実施しています。

生成AIの活用も始めています。

経営戦略の一環として、今後さらにAWSを活用していきます。

CESPA社の事例は、大企業が戦略的にAWSを活用する事例として参考になると思います。 特に経営トップの方が、その価値を認識出来ている点で、一歩進んでいると感じました。

ぜひ経営層の方にもご覧頂きたいセッションです。

まとめ

セッションの概要を紹介しました。ご興味があれば上記のリンクよりセッション動画をご覧ください。

また、英語が苦手な方は、YouTubeの概要欄の「文字起こし表示」を活用してみて下さい。例えば文字起こしのテキストを翻訳ツールに簡単にコピペできます。

皆様のスキルアップのお手伝いになれば幸いです。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.